自死

私は自殺ではなく自死という言葉を使う。殺すというと殺される側の人(客体としての自分)が存在してしまう。私の最後の記憶が「殺し」になるのだ。あるいは「殺され」に。私はただひっそりと消えたいだけなのに。私にはたった一人の私しかいなくて殺すという行為も成り立たずただ死ぬのだ。そう思うと気が楽になる。死ぬまで生きるだけだ。いつまでかはわからないけど死ぬ時をもう少し先延ばしにもう少し先延ばしにのらりくらりと生きてもいい。

この記事を書いた人

natasha

大阪でWebデザイナーをしています。フリーランスです。
得意な料理は具なしパスタ。
好きな飲み物はビール。
ハマっているのは限りなくストレートに近いハイボール。
あとはワインと日本酒。
特技は体育座り。

I’m a freelance web designer in Osaka.
I’m good at making pasta without fillings.
My favorite drink is beer. Whisky, red wine, Japanese sake and so on.
I usually just sit with my knees hugged.